女性の社会進出が進んでいる
近年の日本では、女性の社会への進出が注目を集めています。以前の日本では、女性が家事をこなし男性が家族のために仕事をするという家庭が多い傾向にありました。
現在では、結婚後も仕事をする女性が増えてきており、育児休暇を取得する男性も増えてきています。このように、昔と現在では家庭のあり方も変わってきていると言えます。しかし、日本では世界と比べると女性の社会進出が遅れていると言われています。今回は、育児中の女性の仕事の状況について見ていきます。
鳥取県の共働き率の現状
鳥取県における共同率はどれくらいなのでしょうか。総務省のデータを表にまとめました。
表より、鳥取県では夫婦の共働き率が全国の平均を上回ることが分かります。このことより、鳥取県では日本全体で見て夫婦の共働きが多いと言えます。また、表より夫婦の共働きの割合は北陸地方が高い傾向にあると言えます。この割合は、風土によって昔の家庭のあり方の影響を受けているのかもしれません。
このデータは、様々な年齢層の夫婦を含んだデータです。現在の日本では、出産や育児をする期間に女性の離職率が高いと言われています。この期間の女性に対し、支援することによって、夫婦の共働きの割合を高めることができると考えられます。
育児をしている女性の離職率
鳥取県では、離職率の高い期間である育児中の女性の仕事の状況はどうなっているのでしょうか。総務省のデータを図にまとめました。
表より、鳥取県は全国の平均と比べると育児中の女性の有業率において、かなり高い水準にあることが分かります。これは、育児中の女性に対して働きやすい環境づくりを鳥取県が実施していると考えられます。女性の社会進出が進むと様々な影響が考えられます。例えば、女性の選択肢の増加や男女の格差が小さくなることが挙げられます。
介護・看護を理由に離職した人の割合
現在の日本では、少子高齢化が大きな問題となっています。高齢者の介護も離職する理由として挙げられます。そこで、高齢者の介護のために離職する人の割合はどうなっているのでしょうか。総務省のデータを図にまとめました。
表より、介護や看護のために離職する人の割合は比較的高齢化率が高い地域が挙げられます。因みに鳥取県の介護・看護のための離職率は、1.9%で全国25位となっています。鳥取県の高齢化率は、図の上位10位の地域とほとんど同じ割合となっています。高齢化率がほとんど同じ割合でも、これほど順位が開いているのは、鳥取県が働く人に対して働きやすい環境だからだと考えられます。
最後に
今回は、鳥取県における夫婦の共働きの割合について見てみました。総務省のデータから、鳥取県では育児中の女性や介護や看護をする人に対して、働きやすい環境づくりをしていると言うことが言えるのではないでしょうか。このように、鳥取県では様々な活動が行われています。その活動をTOTTORI BUSINESS ONLINEで少しでも紹介できればと思っています。
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