新型コロナウイルスの感染拡大防止によって、飲食業界は現在も影響が出続けています。現在もなおコロナ禍で苦しんでおられる飲食業界の関係者の方々は多いと思います。
以前鳥取県内での飲食・観光業を支援する取り組みを紹介させていただきました。そこで、今回は県外での飲食業を支える支援について紹介していきます。
鳥取市の取り組みと県外の取り組みとを比較してみましょう。
島根県「しまねプレミアム飲食券」
価格
1冊当たり6000円(1000円券×6枚)分の飲食券を4000円で購入可能
利用期限
令和2年7月10日(金)~令和2年11月30日(月)まで。
申し込み方法
Web・電話・はがきで申し込み。
※参加店舗では、飲食とテイクアウトのどちらにも使うことができます。
※国のGoToキャンペーンとの併用はできません。
Web等での申し込みができるので、購入者が外出不要でコロナ禍の時代にフィットしていますね。
https://www.yourshimane.jp/shukuhaku-form/
秋田県「秋田県プレミアム飲食券」
価格
- 電子版:1枚700円(1枚単位で販売、12枚まで購入可能)
- 紙版:1シート2,800円(=700円×4枚)(1シートで最大4,000円分の飲食費にご利用いただけます。)3シートまで購入可能。
※お申し込みは「紙の飲食券」か「電子飲食券」のどちらか一方のみで申込み回数はお一人様1回限りとなります。
枚数制限
電子:お1人様、12枚まで
紙:お1人様、3シートまで
利用期限
電子:令和2年7月10日(金)~令和2年9月30日(水)
紙:令和2年9月30日(水)まで
電子版の商品券だと商品券を持ち歩かなくてよいので、より便利になります。また、感染症予防の観点からも紙よりも優れているというメリットもあります。
https://www.akita-premium.com/restaurant/about/
宇都宮市「宇都宮市プレミアム付飲食券」
価格
1冊5,000円で6,500円分の飲食券(500円13枚つづり)を販売。
利用期間
令和2年6月29日(水)~令和2年12月28日(月)
取扱店登録をした3密対策を実施している市内の飲食店(飲食を提供するホテル等を含みます。)なお、店内飲食のほか、テイクアウトやデリバリーにも使えます。
早期利用得点
9月末までに使い切った冊子を、10月末までに窓口へ持参すると「もっと食べトク⤴チケット1000円分」と交換できます。(総数20万枚、なくなり次第終了)
早期利用得点があることで購入者の利用を促進することができ、利用店舗にもうれしい仕組みとなっています。
https://miyanotabetoku.jp/overview/
松山市「食べにいこうや!キャンペーン」
価格
飲食券が6,000円分(500円×12枚)が5,000円で購入できます。
利用期間
2020年7月10日(金)~2020年9月30日(水)
また、松山市には「マネカマネー」という地域電子マネーがあります。参加店にて「マチカマネー」でのキャッシュレス決済をすると、飲食分の20%分のポイントが還元されます。
※飲食券or地域電子マネーのどちらかしか利用できません。
https://www.all-matsuyama.com/eat/
これまで、県外の飲食業を支える取り組みをいくつか紹介してきました。飲食券ひとつとっても地域によって様々な取り組みが見られます。お互いの自治体が良い部分を取り入れあって、より飲食業界を支えられる取り組みとなっていくと良いのではないでしょうか。
この他にも多くの自治体が様々な取り組みを行っています。鳥取県の取り組みについては、次の記事で紹介しています。それぞれの取り組みに違った特徴があり、非常に興味深いです。