株式会社バルコス、鳥取で５社目の上場！

　株式会社バルコスは、鳥取県倉吉市に本社を置くハンドバッグメーカーです。『現代女性のライフシーンを美しく、華やかにする。』をコンセプトに鳥取から世界へ向けて様々なブランドを展開されています。

　株式会社バルコスは、2020年9月11日にTOKYO PRO Marketへの新規上場が承認され、2020年10月２日、株式会社東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しました。

東京証券取引所　TOKYO PRO Marketへの上場のお知らせ

　株式会社バルコス（鳥取県倉吉市、以下「当社」）は、本日2020年10月２日、株式会社東京証券取引所（本社：東京都中央区、代表取締役社長：宮原幸一郎）TOKYO PRO Marketに株式を上場いたしました。

東京証券取引所　TOKYO PRO Marketへの上場のお知らせ

　ここに謹んでご報告申し上げます。これもひとえに当社のお客様、関係者の皆様方の温かいご指導、ご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

　今後も「倉吉から世界へ」を合言葉に、お客様に心から喜んでいただける価値ある商品を提供し、皆様方のご期待にお応えできるよう、社員一同全力で邁進する所存でございます。引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

引用：バルコスHPより

鳥取県の上場企業

　鳥取県にはこれまで、寿スピリッツ株式会社、トミタ電機株式会社、日本セラミック株式会社、株式会社鳥取銀行と、4社の上場企業がありました。株式会社バルコスの上場は1996年の鳥取銀行の上場以来の快挙となります。しかし、今回株式会社バルコスが上場した上場市場は4社とは異なります。

　寿スピリッツ株式会社、日本セラミック株式会社、株式会社鳥取銀行は「東証一部」で、トミタ電機株式会社は「JASDAQ(スタンダード)」ですが、株式会社バルコスは「TOKYO PRO Market」への上場となりました。

　東京プロマーケットとは、東京証券取引所が運営する、日本で唯一のプロ投資家向けの株式市場です(プロ投資家：機関投資家や金融資産を運用する株式会社、3億円以上の金融資産を持つ個人投資家のこと)。東証一部、JASDAQなどの株式市場と違い、一般の投資家は参加できません。

　他の市場に比べてTOKYO PRO Marketに上場する企業は少ないですが、2019年には過去最高の9社がTOKYO PRO Marketに上場しています。

　TOKYO PRO Marketに上場するメリットやデメリットはいかが挙げられます。

　株式会社バルコスが上場したことで、鳥取県の上場企業は5社となりました。鳥取から新たな上場企業が生まれることには非常に大きな意義があります。

　県外の投資家から資金が流れ、鳥取県の企業がその資金を元にさらなる事業投資を行い事業拡大することで、県内の雇用創出だけでなく、県内企業との取引増加など裾野が広がっていくからです。

　鳥取県にお住いの方の中には「バルコスの株を持ちたい！」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらTOKYO PRO Marketですので、一般の投資家は参加できず、株式を簡単には保有できません。様々な商品を展開されている為、商品を購入することで株式会社バルコスを応援しましょう。