パブリック

「パブリックコメント」を活用して行政に意見を届けよう!

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パブリックコメントとは?

皆さんは、「パブリックコメント」をご存知ですか?

 パブリックコメントとは、行政手続法に基づく意見公募手続きのことです。噛み砕いて表現すると、「行政に意見をください」というものです。 近年、行政の公平性や透明性をより高めるために、様々な事業においてパブリックコメントを募集するようになっています。パブリックコメントを行政に送ることで、行政の様々な事業案や検討事項に意見をすることができるのです

パブリックコメントを送るとどうなるか?

 パブリックコメントは、市民の意見を政策に反映するために行政が意見を募集する制度のことです。そのため、市民がパブリックコメントを出すことによって、税金や施設の利用がよりよくなる可能性があります。国の単位で、パブリックコメントが実施されることもありますが、鳥取県でももちろん募集されています。

鳥取県のパブリックコメント募集例

過去に実施されたパブリックコメントの例

  • 鳥取県主要農作物種子条例案(生産振興課 )
  • 鳥取県屋外広告物条例の改正案(住まいまちづくり課)
  • 鳥取県新型インフルエンザ等対策行動計画の一部変更案(健康政策課)

米子市のパブリックコメント

過去に実施されたパブリックコメントの例

  • 米子市地域福祉計画・地域福祉活動計画
  • 米子市空家等対策計画
  • 史跡米子城跡整備基本計画

鳥取市のパブリックコメントの募集例

過去に実施されたパブリックコメントの例

  • 鳥取市営住宅の設置および管理に関する条例の等の一部改正案(建築住宅課)
  • 鳥取市地域福祉推進計画(地域福祉課)
  • 鳥取市空家等対策計画(建築指導課)

鳥取のパブリックコメントの課題

 鳥取県と鳥取市のHPを確認すると、パブリックコメントに対するコメントが20~50件ほどの集まっている案件もあれば、0件の案件もありました。

 行政サイドの課題としては、パブリックコメントを募集していることをしっかりと市民に知らせていく必要があるということ。パブリックコメントを募集しているにも関わらず、応募が0件では意味がありません。実施する以上は、しっかりと市民への告知を行うべきでしょう。

 市民の皆様は、積極的にパブリックコメントの募集を行政のHPなどで確認し、関心あるテーマについては行政に声を届ける必要があるでしょう。

最後に

今回は、「パブリックコメント」の説明と、鳥取におけるパブリックコメントの現状について書かせていただきました。今後、TOTTORI BUSINESS ONLINEでは、募集中のパブリックコメントについての情報を掲載していく予定です。本メディアを通じて、少しでもパブリックコメントに興味を持つ人が増え、県政や市政への市民参画に良い影響を与えていくことができればと思います。

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